子供の自律神経を整え
不調を解決する方法
~動物と触れ合う編~
当院のブログで何度か出てきている子供の自律神経シリーズ。
自律神経についてはもう理解できているでしょうか?
休息モードが副交感神経(常に副交感神経が優位でもやる気が起きなかったり、ずっと眠たかったりします)
攻撃モードが交感神経(常に交感神経が優位でも疲れてしまいます)
どちらもいい具合にバランスがとれていた方がいいのですが、今回のブログでは[子供の副交感神経を高める方法]をご紹介します。
それは・・・
動物とふれあう機会を作る!
指先の脈波をはかることで、自律神経を分析できる機械があります。
これを用いて、動物とふれあう前後の自律神経を測定する実験が行われました。
すると、ふれあいのあとは、どの参加者(大人と子ども)も心拍数が低下して、副交感神経が優位になり
、自律神経の活性度を示す心拍標準偏差(SDNN)が上がることが確認されましたそうです。
これは、緊張がほどけ心身ともにリラックスしていることを示すデータです!
さらに唾液中のアミラーゼを調べると、濃が低下。アミラーゼは、ストレスを感じると濃度が高くなることが知られています。
アミラーゼ濃度の変化も、リラクゼーション効果を裏づけることになりました。
ふれあう動物は、犬や猫、うさぎ、爬虫類なんでもOK!
ペットを飼うのはもちろん、動物園のふれあいコーナーなどに出かけるのもいいです!
そっとなでたり、手のひらにのせたり、体温や息づかいを感じることで心身が癒やされ、自律神経も元気になります★