頭痛は日本の国民病
(記事は2021年4月30日に更新)
(約7分で読める内容です)
身体に関する様々な悩みの中で特に身近な症状である頭痛。日本人の約4人に1人が頭痛に悩まされているという現状です。その中でも子どもの頭痛がどの程度あるのか気になりませんか?
片頭痛は中学生で4.8% 高校生では15.6%
筋緊張性頭痛では高校生で26.8%というデータもあります。(頭痛学会ガイドライン)
そして驚くことに最近小学生の肩こりが増えてきています。
さらに子どもの頭痛ではめまいや腹痛など自律神経障害を伴うのが特徴的です。
あなたの大切なお子様がもし頭痛に悩まされているようであれば
出来る限り早く救ってあげてください。
ということで今回のテーマは
『子どもの頭痛を治すカギは肩こりにあり』です。
あなたのお子様は大丈夫ですか?
『ストレスをため込んでいるのか元気がない』
『疲れやすく長時間立ってられない』
『朝起きることができない』
『不登校で困っている』
『不眠症で夜遅くまで起きている』
『立ち眩みやめまいがある』
『午前中は調子が悪い』
『食欲がなく、倦怠感があり顔色が悪い』
『動機や息切れ、乗り物酔いが酷い』
実は乱れやすい子どもの自律神経
子どもならではの頭痛を治すカギがなぜ肩こりにあるかというと結論から言うとたった一つ
『子どもは自律神経が乱れる要因が多い』ということです。
これらの症状は成長期や10代ならでは思春期の身体の変化による影響も大きいのです。
自律神経の完成は20歳ごろと言われています。まだ10代では自律神経は未成熟でホルモンの分泌などによっても体調が非常に乱れやすいのです。
要因が大きく3つありますのでご紹介します。
スマホの使い過ぎで乱れる生活
要因①スマホ操作による自律神経の乱れ
長時間のスマホ操作により不良姿勢が続き肩が凝り、さらに夜更かしも相まって三叉神経が刺激され頭痛が起こります。
昼夜逆転に近い生活と長時間のスマホを改めていく必要があります。これらは『スマホ頭痛』『YouTube頭痛』とも呼ばれています。
生活リズムを崩すブルーライト
要因②ブルーライトによる脳の覚醒
電子機器のディスプレイから発するブルーライトは人が目で見える光の中で最も波長が長く、角膜や水晶体では吸収されずに網膜まで到達します。
これは自然界の中にも存在し、朝日が網膜に吸収されると『朝だ』と判断し覚醒します。夜はメラトニンという睡眠を司るホルモンの影響で眠くなります。
このようなリズムがブルーライトで乱れてしまいなかなか寝つけなくなってしまうのです。
子どもも悩んでいる肩こり
要因③子どもの多くが肩こりを感じている。
子どもに肩こりなんて起こるはずがないと思い込んでいる親御さんが多くいらっしゃいますが、それは大きな勘違いです。
大阪医科大学の研究では10代の67%が『肩こり』を感じています。10代の内訳は小学生31%、中学生37%、高校生59%です。
スマホや夜遅くまで塾に通ったり現代の子どもの多くは昔なかったストレスにさらされているのです。
親子で協力して頭痛を撃退!
以上を踏まえたうえでご家庭で簡単にできる子どもの頭痛解消法を最後にお伝えしていきます。
解消法①スマホの使用時間を1日30分以内にする。
解消法②ブルーライトをカットして、決まった時間に就寝、起床するリズムを整える。
解消法③子どもの肩こり撃退ストレッチを親子で毎日実践
いかがでしたでしょうか?
お子様が肩こりや頭痛などの自律神経症状を訴えた場合はより注意してあげる必要があります。
子どもの場合大人以上に痛みが三叉神経や自律神経の完成に影響を及ぼし、将来にわたって頭痛に悩まされることも多くあるからです。
実際当院に通院される患者様の中でも、うちの子どもの施術もできますか?とよくご相談を受けます。
身体が成長する時期だからこそ施術が必要なケースも多く、姿勢の矯正や、鍼灸治療によって多くの方が改善されていますのでそのような方は是非ご相談ください。
この他にも頭痛に関して詳しく知りたいということでしたらこれからブログでもご紹介していきますので是非チェックしてみてください。
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肩こりを改善しても頭痛は治らない
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