これであなたも今夜から快眠
(この記事は2020年10月22日に更新されました)
(約5分で読める内容です)
『いつも寝不足で疲れが取れない』
『時間が少ないけど睡眠の質を上げたい』
『薬のせいで朝がぼーっとしてしまう』
『夜は熟睡して日中バリバリ働きたい』
そういった方へ向けて書いています
今回のテーマは
『不眠症に効果的なツボで薬に頼らず最高の睡眠を手に入れる方法』
今回の記事は鍼灸師が教える不眠症に効果的なツボを厳選してご紹介するため、不眠症についてとセルフケアは省略します。
詳しく知りたい方は過去の記事で
『ストレス社会を生き抜くあなたが不眠症を改善するために実践するポイント3つ』
『不眠症で薬をやめたいあなたがまず最初に取り組むべきセルフケア10選』
も是非合わせて一読ください。
セルフケアで改善しなかった人必見
以前のブログでご紹介したセルフケアで改善しなかった方でも今回ご紹介するツボ押しを実践するだけで
薬に頼らず『最高の睡眠』を手に入れられるかもしれません。
不眠症といってもタイプも様々なのでタイプ別にご紹介していきます。
それではさっそく本題に参ります。
しっかりと実践していきましょう。
不眠の4タイプ
- 「入眠障害」:寝つきが悪く眠れない。
- 「中途覚醒」:眠りが浅く目が覚める。
- 「早朝覚醒」:起きたくないのに早朝に目が覚める。
- 「熟眠障害」:睡眠時間は確保できてるが寝た感じがしない。
おそらく多くの方がこの4つのタイプに当てはまると思います。
それ以外の睡眠障害の方で睡眠中のいびきや呼吸停止、手足のぴくつきや足のむずむず感がある方は、
睡眠時無呼吸症候群やレストレスレッグス症候群、周期性四肢運動障害の可能性もあるため専門の医療機関を受診ください。
どのタイプにも共通の百会・失眠
まずはどのタイプでも共通して使える不眠症の必須のツボ2つご紹介します
『百会(ひゃくえ)』:頭頂部にあるツボで左右の耳を結んで体の中心と交わる点にとる
『失眠(しつみん)』:かかとの中心部分にとる。お灸も有効。
この2つのツボは不眠に対して万能に使えるのでこの2つは必ず押さえておいてください。
その上でタイプ別のツボを合わせることで
さらに効果を高めることが出来ます。
【入眠障害タイプの方】
『四神聡(ししんそう)』:百会の前後左右1寸
解説 入眠障害のある方は頭が常に覚醒し続けていることが関係していると思われます。
そのようなタイプの方は寝つけないことがさらに気になってしまい悪循環に陥るケースも多いです。リラックス効果のある四神聡で頭の働きを鎮めて、さらに頭部於血といって働きをなしてない血液が溜まっている場合も寝つきが悪くなるのでその血液が流れるのを促してあげます
【中途覚醒タイプの方】
『関元(かんげん)』:おへその下指4横指
解説 中途覚醒タイプは眠りが浅いことにより、ちょっとしたことでも覚醒してしまう状態にあると思われます。関元は元気の集まる場所という意味でツボを押すことで気を補い深い眠りにつくために効果的です。また年配の方で夜間頻尿があって覚醒してしまう場合にも有効なツボです。
【早期覚醒タイプの方】
『太谿』:内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ
解説 早期覚醒タイプは年配の方に多く、年を重ねると寝るのが早くなる分朝目覚めるのも早くなります。原因としては運動不足による足腰の筋力低下や老化が考えられますので、
身体のアンチエイジングをつかさどる腎経の中でも特に効果的な万能のツボです。
【熟睡障害タイプの方】
『労宮』:掌側で手を握りこんだ時の中指と薬指の間
※人差し指と中指の間でも可
解説 時間は確保できているのにスッキリしないということであれば睡眠の質の低下が考えられます。ストレス社会の中で生きる現代人の皆様だからこその熟睡障害タイプでしょう。ストレスに対して効果の高いツボですのでしっかりとストレス耐性を上げていきましょう。
ツボ押しだけでなくお灸もお勧め
いかがだったでしょうか?
もしあなたが不眠症で悩んでいて薬に頼っているのならまずはこれを合わせて実践してみてください。
軽く押してみてズーンと響く感じがある場所がツボです。
ご紹介したツボにお灸をするのも効果的なので
市販のお灸でもお試しください。
お灸がなくてもその場所付近をドライヤーで温めるのも安全で効果的です
もしかすると薬に頼らず快眠できるきっかけになるかもしれません。
冒頭でもお伝えしましたが
不眠症とは何かとセルフケアについては過去のの記事でお伝えしています。
『ストレス社会を生き抜くあなたが不眠症を改善するために実践するポイント3つ』
『不眠症で薬をやめたいあなたがまず最初に取り組むべきセルフケア10選』
あわせて是非参考にされてください。
それでは
皆様が今晩よく眠れることの祈って
『おやすみなさい』