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子供の猫背を治す方法~セルフケア編~

前回のブログで【子供の猫背を治す方法~猫背が及ぼす影響~】と題して怖~い怖~いお話をしましたが・・・笑 ⇩

https://saga-mirai.com/archives/6609

 

子供が猫背にならないように、(または、猫背改善するための)おうちでできるトレーニングが実はあるんです・・・

 

そこで今回は、

正しい姿勢を体で覚える運動】

【姿勢を良くして背を高くする運動】

教えします!

重心を整えるトレーニング

まずは猫背で縮んでしまった背を縦方向に伸ばすために『力の入る』重心作りをしましょう。

重心が整うことでО脚の予防・矯正にも効果のある体操です。

①[湧泉]に10円玉を貼る

両足の湧泉(足の裏の土踏まずのやや上にある少しくぼんでいる場所)に10円玉をテープで貼ります。場所がわかりにくい場合は足指を曲げた時に凹む場所を目安にするといいです!

②10円玉をぎゅっと踏む

「この10円玉をぎゅっと踏んでみて!」と指示します。この時、ほとんどの子の重心が後ろから前に移動(少し前傾)するので、親は子供の横に立ってそれを確認しましょう!

③10円玉を踏みながら歩く

前傾が確認出来たら「10円玉をぎゅっぎゅ!ってしながら歩いてみようか!」と誘いましょう。子どもが歩くテンポに合わせて親が「ぎゅっ!ぎゅっ!」と声をかけてあげると子供のやる気が出ます。

背を高くするトレーニング

このトレーニングは、立った状態以外に椅子に座って、床に正座をして行うのも有効です!正座の場合は、足に力を入れないように気をつけましょう。

 

繰り返し練習することで、首と胸の位置関係が正しく覚えられます。正しい姿勢は最小限の力で姿勢を支えられるようになるので、結果として疲労度を減らす効果があり、学習時の集中力を高めます★

①百会に10円玉を置く

直立の状態で、百会(両耳を結んだラインの頭のてっぺんで、少しくぼんでいる所)に10円玉を置きます。

 

慣れるまでは、親が正しい位置に置いてあげましょう。できるだけ頭皮に10円玉が当たるように置き、肌の触感で「金属の冷たい感じ」を意識しやすいように置くのがコツです。

②10円玉に意識を集中する

子どもに「10円玉置いたの分かる?」と確認して、10円玉の感触をしっかり意識してもらいます!

③10円玉をぐっと押し上げる

次に、10円玉を意識したまま、「じゃあ、かかとを上げないように気をつけて、10円玉をおもいっきり高く持ち上げて」と指示してあげましょう!

 

コツとしては、息を吸いながら高くし、吐きながらさらに高くして、最後はまた息を吸いながら高くすることです。子どもは「頭を高くして」と言われるとあごが上がってしまいがちなので、そうならないように注意してあげてください★

④背がぐんと伸びた状態で不要な力を抜く

できる限り高くした状態で息を止めて3つ数え、「背を高くしたまま」で脱力します。

 

目を見開きながら高くすると伸びやすいので試してみましょう。2〜5回を目安に繰り返し行い、背の高い状態を学習します!

・・・いかがでしたか?

背が高くなるトレーニングで、正しい姿勢を覚えさせ、親子で楽しく子供の猫背改善しましょう!

 

もちろん当院でも子供の猫背矯正を行っています。セルフケアをしてもなかなか改善しない場合や、お子さんの身体を詳しく診てもらいたい場合はお気軽にお問い合わせください(^^