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痛みが続く腱鞘炎、改善方法を整骨院のスタッフが教えます!

前腕 施術者

はじめに・・・

総務省の『情報通信白書』(平成27年版)によると、パソコンの普及率は78%(世帯)、携帯電話・PHSは同じく94.6%。携帯電話・HPSのうち、

スマホは64.2%を占めています。

 

このようにパソコンと、スマホの普及率とともに指や、手に疲労が溜まって、痛みが出る人が急増し、腱鞘炎が国民病といわれるほど拡大しているのです。

 

先に普及したパソコンでは、画面を長時間見続けたり、キーボードを長時間打ち続けるため、

『眼精疲労』『ドライアイ』といった症状がでてしまったり、手に痺れが出てしまう、『手根管症候群』といった『パソコン病』

 

が広がりました。私たちたちの生活に新しいものが加わると、それと同時に新しい病気や症状が出てくるものです。

 

パソコンやスマホ操作だけでなく、前回のブログでも上げたように妊娠中、産後のホルモンの変化によっておこる腱鞘炎で悩まれるママたちも少なくありません。

 

 

そこで今日は実際に腱鞘炎になってしまった人向け

『腱鞘炎を撃退する生活術』

についてお話します。

腱鞘炎

こんなことはありませんか?

『症状が長引いて治る気がしない』

『痛みがあるけど家事はやらなくちゃいけない』

『痛みが引いてきた頃にふとしたことで悪化してしまう』

『痛いことを忘れてついつい重いものを抱えたりしてしまう』

『腱鞘炎を自分で治したい』

 

当てはまる項目が多い方はぜひ最後まで是非お付き合いください。

解決方法・・・!!

 

結論からお話しすると改善方法はたった一つ

『正しい姿勢』

 

(腱鞘炎は手で起こるものなのに『姿勢』が関係するって意外じゃないですか…?)

手で起こる腱鞘炎でも姿勢一つで手への負担のかかり方が変わってくるんです。

 

それはなぜか?理由は3つあります。

 

理由①

立った状態でも、座った状態でもベースに『正しい姿勢』があれば肘や手首、指への負担が少なくて済む。

 

正しい姿勢とは骨盤がまっすぐ立って、背骨の自然なS字湾曲(生理的湾曲)があり、まっすぐ立った時に耳、肩、股関節、足首が一直線になる姿勢です。

 

頭だけが前に出ていたり、猫背になっていたり、そもそもの姿勢が悪ければ、作業をするときにはさらに悪い姿勢になり、肘や腕、そして指への負担が増え、腱鞘炎の悪化リスクが高まります。

 

 

理由②

猫背になると肩が動きにくくなる

 

試しに、良い姿勢で(骨盤を立てて)両手を挙げてバンザイをしてみてください。肩に痛みがない人は上の方までスッと上がると思います。

 

次に意識的に猫背の状態を作って同じように両手を挙げてバンザイをしてみてください。

どうですか?

 

猫背にすると、バンザイで肩を動かすときに手が上がりにくくなったりするはずです。

 

肩の動きが悪くなると、自然と腕や肘に負担がかかり、それが腱鞘炎を悪化させるリスクにつながります。

 

 

理由③

体のどこかの動きが悪いとその動きを他の部位で補おうとする

 

例えば床にある段ボールを持ち上げるとき、猫背で肩の動きが悪いひとは肘や手首を使って持ち上げようとします。

 

パソコン作業のときも肩の動きが窮屈になると肘から先や手首だけを使ってマウスを動かしたりキーボードを打ったりします。

 

以上の理由から『正しい姿勢』を意識することで腱鞘炎への負担は減らすことが出来ます。

 

このことを理解していただいた上で

実際に正しい姿勢を意識した

負担がかかりにくい生活術

を紹介していきます。

 

腱鞘炎撃退生活術①

・パソコン作業をするときの姿勢を意識する。

姿勢 正しい姿勢

1 骨盤を立てて背筋を伸ばし、軽くあごを引く。

2 足の裏をしっかり床につける

3 椅子に深く座る

4 肘の角度が90度になるようにする

5 手首が甲側に曲がらないようにする

 

パソコン作業の時にこれを意識するだけでも腱鞘炎への負担を減らせます。

 

 

腱鞘炎撃退生活術②

・負担がかからないバック、買い物袋の持ち方をする。

バックの持ち方 腱鞘炎

猫背になると腕や手首にもちろん負担がかかります。

バックを持つときも肩が中に入らないように(巻き肩にならないように)意識することも大事ですが、持ち方も大事になってきます。

 

持ち手を上からつかむのではなく、手のひらを上に向けて持ち手を下からすくうようにして握り、手首を内側に回す持ち方にしましょう。

 

 

腱鞘炎撃退生活術③

・料理時の姿勢、包丁の握り方を変える

包丁 包丁の握り方

調理をしているときに前かがみになっていませんか?そして、包丁の握り方一つでも腱鞘炎への負担を軽減させることが出来ます。

 

あなたはどんな包丁の握り方をしていますか?

① 5本の指で包丁の柄を握って持つ

② 第2指~第5指で柄を握り、親指を包丁の峰に当てる

③ 親指と、第3~5指までの4指で柄を握り、人差し指を包丁の峰に当てる

 

このうち、腱鞘炎への負担がかかりやすい握り方は②と③です。

 

しっかり5本の指で包丁の柄を握って持つようにしましょう

いかがでしたでしょうか?

正しい姿勢、負担がかかりにくい体勢、体の使い方で生活することを意識して腱鞘炎を撃退しましょう!

 

負担のかからない包丁の握り方を紹介しときながら私は包丁を握る料理が苦手です。

お湯を注いで待つだけの素敵な料理や、電子レンジのボタンを押して待つだけでできる画期的な料理が得意です。笑 

 

他にも、腱鞘炎の原因やセルフケア(テーピングの仕方)など、詳しく知りたい方は、

『女性ホルモンの影響で起こる腱鞘炎をセルフケアで解決する方法3選』をご覧ください。

 

健康情報についてまだまだ詳しく知りたいという方は

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