こんな方はいませんか?
- 何をやっても肩こりが改善しない
- 何もしていないのに体がしんどい
- 運動を頑張っても効果が出にくい
それは間違った呼吸法をしているからです。
人間は、1日約1万5000回から2万回呼吸しています。
その1回1回の呼吸で間違った動きをしていたらどんなことが起きるのか…
たとえば肩をすくめたり、腰をそらせながらするような呼吸です。
体が痛くなるのは容易に想像できますよね…
そこで今回は、
正しい呼吸法について話していきます。
結論から言うと、
「横隔膜がちゃんと動けるポジションにいるかどうか」
これが最大のカギになります。
【横隔膜の上下が呼吸の基本】
横隔膜とは筋肉のひとつです。
筋肉ですから収縮すると短くなりますが、それほど厚くはありません。
休んでいるときはドーム状の形をしていて、この筋肉が収縮するとドームが下がってきます。
このドームの上下運動により空気が出入りすることが出来ます。
横隔膜機能についての研究報告↓
しかし、
この「横隔膜」が、きちんと動けるポジションにない人が多いのです。
【横隔膜が動かない人の4つのパターン】
- 背筋が大きく発達しすぎている人
- 鳩胸になっている人
- 反り腰になっている人
- 口を開きっぱなしになっている人
このようにきちんと呼吸ができていないときの姿勢はさまざまですが
共通点としては、息が吐けていないことです。
それでは、皆さんが正しく呼吸が出来ているかを3つのテストでチェックしていきましょう。
【TEST1 胸骨の状態は?】
最初に、胸骨の状態を確かめます。
横に鏡などを置き、床に仰向けになりましょう。
床に対して胸骨の角度がどれくらいあるかを見てください。
このときに胸骨が上に向いた状態(床に対して45度ぐらい)で固まっている人は、呼吸をするときに肋骨がちゃんと使えてないということです。
平らな人はあまりいませんが、理想は10〜20度くらいです。
【TEST2 肋骨の状態は?】
次に、肋骨の開き具合を確認します。
ファイルやノートなど、四角いものを準備して椅子に座ります。
ファイルの角をみぞおちに押し当ててみましょう。
肋骨が90度以上開いていて、ファイルと肋骨の間に空間が余っている人は、肋骨が開いた状態で固まってしまっています。
理想はちょうどファイルがみぞおちにおさまる状態です。
【TEST3 呼吸の状態は?】
次は呼吸とともに、胸やお腹が動くかどうかのチェックです。
仰向けに寝た状態で胸とお臍の位置に手を置き、いつもの呼吸をしてみましょう。
- 全体的に動きがあまりない方
- 胸とお腹のどちらかが動かない方
- 胸もお腹も動くが、肋骨を下げることができた方
これに当てはまる方は、うまく呼吸が出来ていません。
いかがでしたか?
普段、無意識にしている「呼吸」ですが
今回のテストを通して、意外と正しく出来ていない事が分かったと思います。
正しく呼吸をする為のトレーニングも紹介していきますので、お楽しみに!
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