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女性ホルモンの影響を受けて起こる腱鞘炎をセルフケアで解決する方法3選

『産後いきなり腱鞘炎が出てきた』

『痛くて赤ちゃんの抱っこやおむつ替えができない』

『フライパンを持ったり、ペンを握ることでさえ億劫』

 

今回のブログは

『産後の腱鞘炎のセルフケア』

について書いていきます。

 

パソコンやスマホの普及とともに、

ビジネスマンの男性に増えてきた腱鞘炎ですが、

女性のホルモンのバランスが変化する

出産後や閉経後にも発症しやすい症状です。

 

女性ホルモンの一つに【プロゲステロン】

というものがあります。

 

基礎体温を上げたり、子宮内膜をふわふわで厚くした状態でキープしたり、乳腺を発達させるのですが、同時に産後出産で広がった骨盤や緩んだ子宮を戻すために腱鞘を収縮させる働きもあります。

 

腱はこの腱鞘というトンネルの中を通っているので、プロゲステロンの影響で狭くなった腱鞘で摩擦が起こり炎症が起きてしまうのです。

 

ということでこの産後に多い腱鞘炎。

今回はなんと自分で痛みを緩和できる

セルフケアをお教えします。

 

これを知らないとあなたは痛みで

自分の子供を抱っこするのでさえ

億劫になってしまいますよ。

 

結論から言うと『ゆるめて固定する』

これを徹底して行うことで痛みは緩和します。

 

私も実はこの『産後の腱鞘炎』にとても悩まされました。専門学校に通っていた時代に出産したのですが、授業中にシャープペンが握れないほどの痛みで子供の抱っこやおむつを替えるのでさえ億劫になっていました。

 

今日はその時実際にやっていた

テーピングと、マッサージ方法をお教えします!

なぜこの『ゆるめて固定する』がいいのか。

理由を3つ。

 

 

・ストレッチでは『伸ばす』になってしまう

腱鞘炎のセルフケアで、よくストレッチを行ってください。と勧められていることがあります。

ストレッチはスポーツなどで一時的に激しく使ったあとや、柔軟性を保ってケガを予防したりするためには有効的ですが、

腱鞘炎はすでに炎症が起きている状態です。

そこでさらに筋肉や腱にストレッチをかけて引っ張ると

かえって炎症を悪化させてしまう場合があります。

ストレッチではなく周囲の筋肉を

マッサージで軽くほぐしてあげた方か良いです。

 

 

・固定することで腱を休ませることが出来る

マッサージで緩まった筋肉を次は固定します。

固定をすることでそれまで炎症が起きていた腱を

休ませることが出来ます。

腱鞘炎の原因は『使いすぎ』です。

産後のママにしても

ホルモンの影響+抱っこやおむつ替え、

家事での『使いすぎ』が原因です。

固定をして腱を休ませてあげましょう。

 

 

・日常生活での悪化を防ぐことが出来る

固定をせずに生活していると、

育児、包丁を握ったとき、

洗濯物を洗濯機から出すとき、

布団を敷くとき、ほんのちょっとした

日常生活で悪化してしまいます。

一回よくなってもまた、

同じような刺激が入ってしまうと長引いてしまいます。

 

 

セルフケアとテーピングについて

マッサージ1

手首の親指側にある(橈骨茎状突起)

の指寄りの際から親指の腹で

10~30秒もみほぐします。

マッサージ2

手の腱鞘炎。

痛みは手首から親指にかけて出ていると思いますが、

マッサージする筋肉は実は腕の方にもあります。

↑の前腕の筋肉を軽くマッサージして緩めましょう。

 

反対の手で筋肉を横断して

切るような動きをすると緩んできます。

 

 

セルフテーピング

準備するテーピング↓

A 幅5センチ×親指の第一関節から手首までの長さ

(一方の端を親指の太さに合わせてカットする)

 幅5センチ×手首一周分の長さ

 幅2.5センチ×親指一周分の長さ

 親指を小指側に軽く曲げ、

Aのテープを親指の爪の下から

手首に向かって少し引っ張りながら貼る

 Bのテープを橈骨茎状突起に

強く当て、固定できるように

手首に一周巻く。

 Aのテープがはがれないように

CのテープをAのテープの先端に巻く。

このとき親指の腹側から巻き始め、

爪側で止めるとC自体もはがれにくくなる。

 

テーピングはドラッグストアなどでも売っていますので腱鞘炎でお困りの方は、このマッサージセルフテーピングぜひ試してみてください!